2012年04月28日

4カ国でリーグ王者決定も

今週末はAFCアヤックス、レアル・マドリーCF、FCゼニト・サンクトペテルブルク、そしてFCポルトが、各リーグでタイトルを獲得する可能性がある。UEFA.comが欧州各国リーグの今節の見どころをまとめた。

ロシア:FCゼニト・サンクトペテルブルク vs FCディナモ・モスクワ(28日18時15分)
先週末もロシア・プレミアリーグ制覇をするチャンスがあったゼニトだが、今週末はよりシンプルである。敗戦さえ免れれば、優勝が決まるのだ。ルチアーノ・スパレッティ監督率いるチームは今季、ホームで1敗しかしていないため、ホームのサポーターの前で歓喜の瞬間を迎えられそうだ。「2010年にもペトロフスキ・スタジアムで優勝を祝えるはずだったが、そのチャンスを逃した」とMFコンスタンチン・ジリアノフは振り返り、「遅らせる必要なんて全くないんだから、今回はチャンスを生かせるようベストを尽くす」と意気込んだ。2位争いをしているディナモとのこの一戦に、ひざを負傷していたニコラ・ロンバーツは間に合いそうだが、ブルーノ・アウベスの出場は危ぶまれている。

ポルトガル:CSマリティモ vs FCポルト(28日21時14分)
2位SLベンフィカに勝ち点4差の首位に立っているポルトは、敵地でマリティモと対戦する。自分たちが勝って、ベンフィカが敗れれば、優勝が決まるビクトル・ペレイラ監督率いるチームだが、指揮官はまだそれほど先のことまで考えていない。「重要なのは勝つことだ」とペレイラ監督は話す。「この試合では何も決まらない。開幕のとき、リーグは最後の最後までもつれると言ったが、今でもそう思っている。マリティモはとてもいいチームだが、我々なら敵地でも勝ち点3を取れると信じている」

スペイン:レアル・マドリーCF vs セビージャFC(29日12時)
スペイン・リーガで2位FCバルセロナに勝ち点7差をつけて首位を走るマドリーは、9位ながら欧州カップ戦出場権獲得に希望を残すセビージャとの29日のホームゲーム(キックオフは正午)で、優勝にさらに近づく可能性がある。25日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ではFCバイエルン・ミュンヘンにPK戦の末に屈したマドリーだが、ジョゼ・モウリーニョ監督は落ち込んでいない。「リーグ制覇にはあと勝ち点6が必要で、それを果たせれば最高だ」と指揮官は語る。「リーグで優勝できれば、いいシーズンだったと振り返ることができる」

イングランド:チェルシーFC vs クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(29日14時30分)
プレミアリーグでホーム4連勝を記録したQPRは、3節を残して降格圏からの脱出に成功。しかしアウェーでは11月から勝てておらず、週半ばのUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナを相手に力強い戦いを見せたチェルシーを相手に苦戦を強いられそうだ。「シーズン残りの試合ではアウェーで結果を出す必要がある」とQPRのDFネダム・オヌオハは話す。「今回はダービーでもあるし、全力で戦わなければ」。QPRは今季、本拠地ロフタス・ロードではニール・ウォーノック前監督の下でチェルシーに1-0と勝利している。

オランダ:FCトウェンテ vs AFCアヤックス(29日14時30分)
首位アヤックスが29日の試合でリーグ2連覇を決める可能性がある。フランク・デ・ブール監督率いるチームはリーグで11連勝しており、今節同じ時間に直接対決するAZアルクマールとフェイエノールトに勝ち点6差をつけている。この2位対決が引き分けに終わり、アヤックスが勝てば優勝となるが、その下のトウェンテも勝ち点1差で追っており、ルーク・デ・ヨングは兄シーム・デ・ヨングがプレーするアヤックスのタイトル獲得を手助けするつもりはない。「優勝が決まってしまわないように戦うよ。僕らも2位に入るには勝ち点3が必要だ。僕はいつも兄を応援しているけれど、うちのスタジアムで王者になることだけは許さない」

フランス:LOSCリール・メトロポール vs パリ・サンジェルマンFC(29日21時)
残り5試合となり、3位リールにとっては、今節がタイトル防衛の望みをつなぐ最後のチャンスとなりそうだ。リールは今回の相手であるPSGを勝ち点5差、5月12日に対戦する首位モンペリエ・エローSCを同7差で追っている。ホームでは1997年からPSGに勝利を与えていないリールだが、ルディ・ガルシア監督はエデン・アザールのコンディションに不安を抱えている。一方PSGのイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ監督も、この試合を重要な一戦ととらえている。「非常に大事な試合になるだろう。今季の鍵となるかもしれない。彼らのホームで戦うのは簡単ではないが、今回のアウェー戦には自信を持っている」
posted by 将軍 at 23:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

チェルシー、ドログバの1点で先勝

チェルシーFC 1-0 FCバルセロナ
ディディエ・ドログバが前半ロスタイムに決めた1点でチェルシーが辛うじて勝利。バルセロナはアレクシス・サンチェスとペドロ・ロドリゲスのシュートが枠に嫌われるなど、チャンスを生かせなかった。
ディディエ・ドログバが奪った1点で、チェルシーFCがFCバルセロナとの緊迫の準決勝第1戦を制し、1-0のリードを持って敵地カンプ・ノウでの第2戦に臨むことになった。

チェルシーはバルセロナに対する無敗記録を6試合に伸ばし、クラブ史上2度目の決勝進出に向けて自信を高めた。バルサは多くの決定機をつくったものの、アレクシス・サンチェスと途中出場のペドロ・ロドリゲスのシュートがいずれも枠を叩くなど、最後までゴールを割ることができなかった。

キックオフから76秒間ボールを回し続けた王者バルセロナは、チェルシーが長い夜を過ごすことを予感させた。青のユニフォームをまとったチームはようやくボールを奪い返した際も、すぐにファウルで止められてしまう。

ホームのチェルシーは、GKペトル・チェフのクリアボールに希望を見出したが、カルレス・プジョールを出し抜いたドログバはうまくこれに合わせられず。対するバルサが最初にゴールに迫ったのは9分。アンドレス・イニエスタのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したサンチェスが、チェフの頭上を抜くシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。

チェルシーもガリー・ケーヒルのロングスローで反撃。ゴール前に混乱をもたらしたが、ボールはうまくジョン・テリーのもとに落ちなかった。これに対し、バルサはよりクリアにゴールを視野にとらえる。リオネル・メッシが走り込んでスペースをつくり、イニエスタがシュート。しかしこれはチェフに弾かれ、リバウンドに詰めたセスク・ファブレガスも蹴り損ねてチェルシーは再び胸をなで下ろす。

メッシの攻撃は散発的だったが、いざボールが渡るとホームの守備陣に緊張が走った。サンチェスのクロスに頭で合わせ、チェフにセーブを強いると、前半終了間際には逆襲からファブレガスにラストパスを送る。ファブレガスのシュートはチェフを破ったものの、ゴール前に入ったアシュリー・コールにクリアされた。

引き分けのままハーフタイムを迎えても満足だったチェルシーだが、土壇場で先制点を奪う。中盤でボールを奪ったフランク・ランパードが逆サイドに大きく展開し、左サイドのラミレスを走らせる。懸命に走ったブラジル代表MFは、ペナルティーエリア内でフリーになっていたドログバへパスを送る。するとコートジボワール代表FWは、これをダイレクトで蹴り込み、バルサとの5試合で3点目となるゴールをGKビクトル・バルデスから奪った。

この失点に刺激を受けた王者バルサは、後半も開始早々にチェフの手を煩わせる。チェルシーの守護神はアドリアーノのシュートを左に飛んで阻止した。

メッシも前半にも増して攻撃に絡むようになり、チェルシーはケーヒルの2度のタックルに救われる。57分にはメッシが守備陣の裏を通す絶妙なパスをサンチェスに送ったが、サンチェスはボールをうまくとらえられず、シュートは枠を外れた。

アウェーチームの攻勢はなおも続き、チェルシーは気を抜くことができない。しかしバルサもペナルティーエリア手前の危険なポジションで何本かFKを得たものの、いずれもチェルシーの壁に阻まれた。

残り3分には再びチェフがチームを救う。メッシのFKがついに壁を越え、プジョールが頭で合わせたが、チェルシーの守護神はこれをゴールに入れさせなかった。ロスタイム終了間際のペドロの低いシュートは左ポストに救われ、詰めたセルヒオ・ブスケツのシュートはクロスバーのはるか上へ。この瞬間、チェルシーのわずかなリードが確定した。
posted by 将軍 at 22:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土壇場のゴールでバイエルンが先勝

FCバイエルン・ミュンヘン 2-1 レアル・マドリーCF
フランク・リベリの先制点をメスート・エジルに帳消しにされたバイエルンだったが、90分にマリオ・ゴメスが決勝点を奪い、第2戦を前にわずかなアドバンテージを手に入れた。
90分にマリオ・ゴメスが至近距離から決勝点を挙げ、FCバイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリーCFとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でわずかなリードを奪った。

バイエルンは前半にフランク・リベリのゴールで先制。しかし前半終了間際からはマドリーがペースを握り、後半開始早々にはメスート・エジルのゴールで同点に。試合はそのまま引き分けで終わるかと思われたが、土壇場に今大会12点目を挙げたゴメスがホームチームを勝利に導いた。25日の第2戦で敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込むバイエルンは、5月19日に地元で開催される決勝進出に向けて自信を深めた。

キックオフ前からホームの大声援を受けたバイエルンは、ボールを支配した序盤に主導権を掌握。しかし、欧州での豊富な経験を持つマドリーがその圧力に屈することはなく、エジルのパスを受けたカリム・ベンゼマの強烈なシュートで相手GKマヌエル・ノイアーを強襲した。

勢いに乗るマドリーに対し、ミュンヘンの大観衆は沈黙を余儀なくされたものの、17分には歓喜の瞬間が訪れる。トニ・クロースが左サイドから入れたCKを相手守備陣がクリアに失敗すると、リベリが低い弾道のシュートをゴールに突き刺した。バイエルンはその直後、マドリーのクリスチアーノ・ロナウドに得意のFKでゴールを脅かされるも、時間の経過とともにペースを上げていく。

バスティアン・シュバインシュタイガーが至近距離から放ったシュートはポストをかすめ、ゴメスの左足ボレーはマドリーのGKイケル・カシージャスが見事に阻止。しかし、その間にベンゼマが再びノイアーを脅かしたマドリーは、気落ちした様子を見せることなくバイエルンのゴールに迫った。

一瞬の気の緩みも許されない緊迫した展開が続く中、後半開始直後に押し込んだマドリーは、ダビド・アラバのクリアミスに乗じてチャンスを迎える。まず、ロナウドの一撃をノイアーがセーブするも、次はこぼれ球を拾ったベンゼマがシュート。ゴール前を横切ったボールはロナウドに渡り、最後は折り返しに合わせたエジルが至近距離からネットを揺らした。

バイエルンはこの失点に動揺を隠せなかったが、すぐに気を取り直して攻勢に転じる。その後の時間帯で存在感を放ったのが、それまでほとんど見せ場のなかったチーム得点王のゴメスだ。しかし、このドイツ代表FWはクロースのセットプレーで得た決定機をゴール上に外し、フィリップ・ラームのクロスに合わせたヘディングシュートもクロスバーをかすめた。

ラームとゴメスのコンビは終盤にもマドリーを脅かすと、85分にはゴメスのシュートがカシージャスの正面を突く。だが終了間際、ラームのクロスに滑り込んだゴメスがマドリー守護神の牙城を崩し、バイエルンを夢の決勝に向けて一歩前進させた。
posted by 将軍 at 22:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする